公的融資制度

公的融資も借金の一つ

昨今の不況で、中小企業の資金繰りが悪化しています。公的融資を受けたいと思う経営者もたくさんいます。しかし、公的融資とはいっても、これは借金の一つです。多重債務者となった人、債務整理の経験のある中小企業経営者などの意見として「借金をしてまで、続けるべき事業なのかどうかを、考えるべきだった」というものがあります。信用売買が行われている現代では、一時的な債務が生じることは多々ありますが、その債務が超過気味になって、本業と同じくらいのパワーを使って、資金繰りについて考えなければならない、という状態になったら、焦って次々と借り入れて返すという自転車操業を考えるのではなく、「何年くらいで状態を好転させることができるか、あるいはもう無理なのか」ということを、考えてみる必要があります。確かに世界同時不況の影響というものもあり、個人の責任だけで借金が増えるわけでは、ないのかもしれません。しかし、公的融資という借金をすることも含めて「借金をしてでも続けることが、本当に将来のためになるのか」を考える機会は、是非持ってください。